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MAY.30.2018

アジアパシフィック大会 2018広州 優勝報告会を開催

GW明けの5月8日(火)・9日(水)の2日間にわたって激戦が繰り広げられた『ボキューズ・ドール アジアパシフィック大会2018広州』での優勝を報告する優勝報告会が5月29日(火)アイコニック(銀座)にて開催した。

2014年の大会に続き、2連覇を果たしたボキューズ・ドール日本代表 髙山英紀シェフ(メゾン・ド・タカ芦屋)が、支援するスポンサーやメディア、招待者の前で、優勝を報告、また、アジアパシフィック大会を振り返り、2019年1月下旬にフランス・リヨンで開催される『ボキューズ・ドール国際料理コンクール 2019 フランス本選』に向けての決意を表明した。

今大会、結果としては、日本代表髙山英紀シェフが2位に100点以上の差をつけ、ぶっちぎりの優勝を果たした。しかしながら、競合国であるシンガポールやオーストラリアなども素晴らしい料理を披露していたため、表彰式は最後の最後までどの国が呼ばれるかわからず緊張した雰囲気であった。

今大会の注目ポイントとして、「若手女性の躍進」が挙げられる。2位タイ、3位韓国の代表シェフはそれぞれ23歳、24歳の女性シェフで、女性ならではの鋭い感性と細やかさが感じられる清潔な調理プロセスや料理を披露。フランス本選での活躍が期待される。

大会の審査委員長を務めた前回大会優勝者 長谷川幸太郎シェフは優勝報告会には参加できなかったため手紙で総括を報告。「いろいろな意味で実力の差が出る大会。慎重な高山シェフは、最後の最後まで持ち前の諦めないパワーと順応性で勝利を勝ち取った。」と髙山シェフの健闘を称えた。また、一般社団法人ボキューズ・ドールJAPAN 理事 辻 芳樹からも激励の言葉が送られた。

優勝報告会の最後に、一般社団法人ボキューズ・ドールJAPAN 事務局長 植杉かおりが、今秋 10月17日(水)に食の祭典『ボキューズ・ドールJAPAN GALAディナー』を開催することを報告。これは、ボキューズ・ドールJAPANとして初めてのGALAディナーで、「フランス料理のすそ野を広げ、ボキューズ・ドールのことを広く認知してもらうため」に開催する。GALAディナーでは、高山シェフと歴代ボキューズ・ドール日本代表として戦ったシェフがコンクールで調理した料理をアレンジしたものや、ボキューズ・ドールの精神に基づいて新たに創作した料理を提供する予定。