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2009

第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本代表佐々木康二シェフ フランストレーニング報告(2)

第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本代表佐々木康二シェフは、去る11月2日から8日にかけて、辻調理師専門学校フランス校Château de l’Éclair(シャトー・ド・レクレール)に於いて、来年1月27日、28日にフランス・リヨンで開催される本選に向けてのトレーニングを行いました。

今回のトレーニングで佐々木シェフは、魚・肉のメイン料理の完成を目指し、コーチであるロミュアール・ファスネ氏(ミシュラン1つ星レストラン”Château du Mont Joly”料理長)をはじめ、前回に引き続きフィリップ・ジュス氏、そしてオリヴィエ・ナスティ氏と、著名なシェフを迎え料理を披露。各メイン料理の味の微調整、料理の盛り付けなどについてのアドバイスをもらいました。
また、本選用のプレートを制作することを決定、制作会社をまじえて佐々木シェフの料理と調和し、独創的な表現を可能にするフォルム、サイズ、料理の盛り付け位置、バランスなど、細かい部分での話合いがもたれました。

トレーニング中には現地テレビ局、FRANCE3が佐々木シェフのトレーニングの様子を撮影、その模様が報道番組で放映されました。

今回のトレーニングを終えて、佐々木シェフは以下のように述べています。「今回のトレーニングでは、メイン料理の方向性をファスネ氏と再確認し、また著名なシェフから料理・味・テクニックにつき率直な意見、そしてアドバイスをもらうことができました。メニュー完成に向けての最終調整がしっかりできたように思います。当日使用する皿についても、日本らしさとフランス料理らしさを共に表現できる制作を依頼、全体のバランスを考えながら、当日メニューのイメージを膨らませています。今回も大変有意義なトレーニングとなり、お世話になりました皆様に心から御礼申し上げます。最後まで気を抜かず進んで参ります。」

今後も佐々木シェフの挑戦は続きます。
皆様の温かいご支援、ご協力を宜しくお願い致します。

ボキューズ・ドール2009 公式ホームページ (英文)