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JUL.06.2017

『第3回ひらまつ杯』ボキューズ・ドール2019日本代表選考
第1次予選書類審査結果!
~2次予選(準決勝)へ進む8名が決定~

 

 

ボキューズ・ドール2019国際料理コンクール本戦に向けて、国内1次予選である、書類(レシピ)審査が2017年7月5日に東京・恵比寿の株式会社ひらまつ本社内にて行われました。応募者20名の中から厳正な審査の結果、東日本準決勝進出者、西日本準決勝進出者各4名が選出されました。選ばれた選手は8月4日(金)東京・エコール辻東京にて東日本準決勝を、8月22日(火)大阪・エコール辻大阪にて西日本準決勝に挑みます。各審査会場の準決勝課題は、第一次書類審査提出レシピの再現による実技審査です。

日本ボキューズ・ドールアカデミーによる第一次審査書類選考の審査の結果は以下の通りです。


■ 第1次予選書類審査 東日本予選通過者(敬称略、エントリー順)

廣川 拓渡: イーストギャラリー 

石井 剛 : モノリス 

杉本 敬三: レストラン ラ・フィネス 

戸枝 忠孝: Restaurant TOEDA 


■第1次予選書類審査 西日本予選通過者(敬称略、エントリー順)

徳重 慎一郎: 株式会社城山観光ホテル

米田 武史 : 株式会社ロイヤルホテル リーガロイヤルホテル小倉

塩貝 龍太 : 株式会社ホテルグランヴィア大阪

髙山 英紀 : メゾン・ド・タカ芦屋



審査を終えてのコメントを日本ボキューズ・ドールアカデミー 浜田 統之会長、長谷川幸太郎統括委員長にいただきました。


会長:浜田 統之氏

近年の国内予選を見ていても間違いなく、日本の調理技術はトップクラスです。
しかし、見た目ばかりを重視しているせいか、肝心の料理自体の温度や味がおろそかになっている気がします。
本選であれば、最初にプラッターで出てくる料理で審査員に衝撃を与え、その後の皿盛りで更なる感動を与えることで、表彰台が見えてくると思います。鍵となってくるのが今回の課題でもある皿盛りだと思います。
各々が日々研究を重ね、ひとつひとつのパーツのクオリティを上げる。そして、独自の感受性を持って本選に挑んでいただきたいと思っております。


統括委員長:長谷川 幸太郎氏

私自身、前回大会に出場し、強く感じたことは審査員の審査基準がとても厳しくなったということです。開始前の持ち込み材料のチェックはもちろんのこと、作業台の上は常にフラットで清潔に保たれているか。コミとの連携はきちんと取れているか。など一度目に参加をした2007年度大会とは大きく異なるものでした。
よって、今回の国内予選も本選に準ずる形で運営をしていきたいと考えております。
今回アカデミーメンバー会員が各々口を揃えて言っていたのが、料理の完成度はもちろん重要だが、それ以上に重要視されるのが味と温度だということです。
各自が原点回帰をし、『料理』と向き合うことで自ずと結果は見えてくると思います。