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第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクール
日本代表佐々木康二シェフ フランストレーニング報告(3)
及び本選詳細情報


まもなく本選を迎える、第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクールの日本代表佐々木康二シェフは、年が 明けた1月7日に最終トレーニングを行うため、辻調理師専門学校フランス校Château de l’Éclair(シャトー・ド・ レクレール)に再度入りトレーニングを開始しました。

1 表彰 2

最終トレーニングでは「最終」の言葉に相応しく、調理器具や練習用のボックス、オーブン、 電熱器は本番と同じものを用意し、本番の制限時間と同じ時間内に課題をクリアするという 内容になります。従ってトレーニングというよりは、まさしくシミュレーションまたは模擬本番と いう表現の方が相応しいかもしれません。

開催間近ということもあり、現地のメディアの取材も増えており、いくつもの取材を受けることからも注目度の高さが伺えます。

3 表彰 4

そんな中、佐々木氏は1月17日に前号でご案内した、コーチであるロミュアール・ファスネ氏(ミシュラン1つ星レストラン”Château du Mont Joly”料理長)のレストランを1月11日から19日まで訪問し、最終チェックを受けました。17日は平松委員長も駆けつけ、最終チェックを受けました。この訪問は本番を間近に控えた中、貴重なアドバイスを頂けた最後のチャンスとなったようです。ここで頂いたアドバイスを基に各料理の味の微調整、料理の盛り付け方法を最終調整します。その作業はまさしく本番の開始時間を迎えるまで、血の滲むような努力を重ねて行きます。今後は24日に辻調理師専門学校フランス校に最後のトライアルを行い、本選に備えます。

5

今回の最終トレーニングについて、佐々木シェフは以下のように述べています。 「今回の最終トレーニングでは、前回ファスネ氏から頂いたアドバイスや料理の方向性について、自分がどれだけ、その理想に近づけたかをチェック出来たよい機会となりました。微調整を続けながら、並行して毎日行うシミュレーション形式の練習の最終チェックも体に染み込ませ、自分のモノにしたいと考えています。今回、本当に皆様のサポートを頂き、感謝してもしきれません。私に出来ることは最後の最後まで決して妥協することなく、理想の形で課題をクリアし、サポート頂いている方々の期待に応えたいと思います。」  

日本ボキューズ・ドール委員会は、開催が間近にせまった本選に向け全力で臨む佐々木シェフをサポートしてまいります。  

なお本選のキッチンボックス及び競技日程は以下の通りです。

各国の競技日程、キッチンボックスは
以下の通りです。
ボックス番号
競技日(1日目)
競技日(2日目)
 
1月27日
1月28日
1
ブラジル
ノルウェー
2
フィンランド
デンマーク
3
英国
スペイン
4
南アフリカ
マレーシア
5
オランダ
日本
6
スイス
アメリカ
7
オーストラリア
チェコ
8
ルクセンブルグ
カナダ
9
韓国
シンガポール
10
スウェーデン
フランス
11
ウルグアイ
エストニア
12
アイスランド
メキシコ

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表彰

2009年1月27日(火)

8:50

前半12カ国の候補者競技開始(10分毎に各国の候補者が競技を順に開始します。)

13:50

魚料理の試食開始(10分毎に各国の候補者の料理が順に試食されます。)

14:25

肉料理の試食開始(10分毎に各国の候補者の料理が順に試食されます。)

17:00

当日の競技終了

18:00

2009年ボキューズ・ドール公式写真


2009年1月28日(水)

8:50
後半12カ国の候補者競技開始 (10分毎に各国の候補者が競技を順に開始します。)
9:30

No5日本候補者(佐々木康二シェフ)
競技開始

13:30
魚料理の試食開始(10分毎に各国の候補者の料理が順に試食されます。)
14:05
肉料理の試食開始(10分毎に各国の候補者の料理が順に試食されます。)
14:30

No5日本候補者 魚料理の試食

15:05

No5日本候補者 肉料理の試食

16:40
当日の競技終了
16:40-17:40

執行官立会いのもと審査員の審議

17:40

結果発表とトロフィーと賞金の授与式

今後も佐々木シェフの挑戦は続きます。
皆様の温かいご支援、ご協力を宜しくお願い致します。

ボキューズ・ドール2009 公式ホームページ (英文)



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